機械音痴の初心者だけどゼロから格安ゲーミングPCを自作してみようってお話 ③ パーツ確定編

 前回までの記事はこちら ↓ ↓

 

shinikakeno-jichan.hatenablog.com

 

 

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※ パーツは全てAmazonのリンクを載せていますが、実際には価格.com等の他サイトから価格を計算しております。若干の価格差があるのでご了承下さい。

 

店員さんに相談だ

 

・グラフィックボード Radeon RX570 15939円 

・CPU  Core-i3 9100F 9990円 

マザーボード ASUS PRIME H310M-E 6570円

SSD 480G Kingston 5795円

・電源 玄人志向 500W 3587円

・メモリ16GB +windows10HomeDSP版 21588円

・PCケース白 Versa H26 4060円

 計 67,529 円

 

前回、上記の構成で

結構いい感じ?

と調子に乗った筆者は、早速パーツの一部を購入&構成を店員さんに確認してもらおうと、某PCショップに出掛けました。

 

早速相談をしてみると、店員さんは何とも微妙な表情。

「う~ん、全体的にちょっとスペックが足りないかな・・・」

といった感じで次々とパーツ変更が行われ、気付けば見積もりがなんと9万円超えに。

 

 店員さん「こんなもんですかね~」

じいちゃん「...プルプルプル......バタリ(昏睡)」

 

悲劇が起きてしまいました。

 

その際の構成は以下の通り ↓ です。

・グラフィックボード Radeon RX570

・CPU Core-i5 9400F

・CPUクーラー SCYTHE 虎徹 MarkⅡ 

マザーボード ASUS PRIME Z390-P

SSD  500G SAMSUNG MZ-76E 

・電源  NeoECO GOLD 650W

・メモリ TEAM ELITE DDR4 16GB

Windows DSP

・PCケース白 Versa H26

 

ご覧の通り、ほぼ全てのパーツをアップグレードされてしまいました(笑)

ちなみにRadeon RX570も少々不満気味。。

HD画質といえど最高設定にするとやはり厳しいものなのでしょうか?

 

アドバイスを要約すると、

・i3だとややスペック不足だから最低でもi5くらいは欲しいかな

マザーボードは、H310だとBIOSアップデートがいるし、Micro-ATXだと拡張性に乏しいからZ390-Pがいいんじゃない

・CPUの熱が気になるからCPUクーラーは別で欲しい

・電源は余裕を持って650Wあるといいね

 

といった感じでした。

確かにおっしゃる通りだと思います、お金があったら是非そうしたい。

 

でも!!9万円はちょっとお高いんです店員さん!!!

 

これじゃPS5の発売を待つ方が魅力的になってしまいかねない。

やはり削れるとことは出来る限り削りたい、というのが正直な所です。

ただ、自分で考えた方の構成の方も、もう少しアップグレードしてもいいかな?とは思ったので、価格を抑えつつもう少し性能を上げる方向性でパーツを再構成してみることに。

目標は、、とりあえず、7万5千円程度で!

 

 CPUとマザーボードの見直し

まず気になったのがマザーボードです。

マザーボードはサイズや機能性の他に、CPUソケットの型とチップセットの型を確認しなくてはなりません。

適当に見積もったH310チップセットマザボが6千円台、今回のZ390が1万2千円超え(店だとさらに高い)。

約2倍です。

 

そもそも原因はCPUが新しすぎることにあります。何気なく「第9世代も対応」となっていたH310チップセットを選んでしまいましたが、第8世代に対応する5種類のチップセット(H310, B360, H370, Z370, Z390)のうち、何もせず使えるのはZ390のみだそう。残りはBIOSアップデート」とやらをしなければ動いてくれないのです。。

自分でBIOSアップデートをするだけでは?と思うかもしれませんが、なかなかそうもいきません。通常BIOSアップデートはBIOS上で行います。すなわち、1つ前のCPU(今回なら第8世代)を搭載した状態でBIOSを開き、BIOS上でアップデートをします。したがってこの方法は、前世代のCPUを持っていない筆者では不可能です。また、CPUなしでもUSBから直接アップデートする方法も一部のマザーボードで可能なようですが、間違ったファイルを入れたりして二度と起動しないリスクも若干あり、自作初心者にとっては恐怖です。となると、店舗でBIOSアップデートをしてもらう(1500円くらいからある)か、諦めてZ390を買うか、になり、高額な出費となってしまいます。おまけにCPUもi5-9400Fにすると1万円ほど高くなるため、明らかな予算オーバーとなってしまうのです。かといって、昔のi5にはF(グラフィック機能なしでコスト削減)の型が無く、前の世代にグレードダウンしたところでコストダウンにはあまり繋がりません。

 

ということで!

じいちゃん考えました。

そして思いつきました。

 

そうだ、AMD様に助けを求めよう、と。

 

 そういえば今 Intel さんにはライバルがいました。

 Coreシリーズで困ったらRyzenに頼ればいいじゃない?と思い、調べてみると。

狙い目ありました。Ryzen 5です。

Ryzenは初代(1000番台)~3代目(3000番台)までの3世代で、Core-i9 ~ i3に対抗した Ryzen 9 ~ 3 というものが存在します。そして今回のCore-i5に対抗できるのがRyzen 5です。

その中で今回選んだのはRyzen 5 2600」。これは第2世代、という最新から1つ型落ちしたものになります。とはいえ第三世代が出たのは先月ですので、まだまだ新しいCPUです。2600以外に2600Xもありましたが、価格的に2600かな。

価格は新品で約15,000円(2019.8現在)。

Core-i5 9400Fと比べると3000円ほど安くなる計算です。

 

さて、簡単に以下のページでスペックを見てみましょう ↓

https://pcfreebook.com/article/450856544.html

スコア

Ryzen 5 2600 : 13500

Core-i5 9400F : 12050

Core-i3 9100F : 8950

 

何と!超えてるじゃありませんか!

価格が安くて性能良好。う~んこれはRyzenかな。

もっとも、Ryzenは未完成な部分があり、ソフトによっては動作が安定しない or 速度が落ちることがあるようなので、実質的には9400Fの方がやや上なのかもしれません。

 

しかし、Ryzenのメリットはこれだけではありません。

先ほどのマザーボード問題、Ryzenにすれば解決です。というのは、Ryzen2600はそもそも最新のCPUではないため、BIOSが対応しているマザボがいくつも存在します。

例えば

 こんなのとか。AsRockなのは単に有名メーカーなのに価格が安いからです。

どちらもMicro-ATXではありますが、1万円を切ります。したがって、Ryzenを選ぶことでマザボのコスト削減にも繋がります。

さらにもう1つメリットが。第3世代Ryzenが発売されたことで、第3世代に買い替える等で中古品が出回っていることです。CPUは比較的丈夫なので、中古で安く購入できるのであればそれだけ節約できます。Core-i5 9400Fだとそうはいかないのでありがたいですよね。

あと付け加えるなら、Ryzenに付属しているCPUクーラーはIntelのものよりもやや良いと言われています。なので今回は別売りのクーラーは購入せず、付属のもので済ませようかなと思います。

 

Ryzenの注意点は1つ。CPUにグラフィック機能を搭載していないことです(最後にGが付く型を除く)。オフィス用途には向きませんが、今回はグラボをつけるので問題なし。

 

グラフィックボードの見直し

グラボに関しても、店員さんにより良いものを推されたため、Radeon RX570からの見直しをしました。

とはいえ、同じような価格帯での選択肢は少ないので、RX570 → RX580に変更するに留めました。これだけでも1割くらいは性能が上がるんじゃないかと思います。

 

補足

(そういえばRadeonAMD社なのでAMDセットになりました!)

(そういえばマザボを見せたとき店員さんが「グラボが付けられない」と言っていたのは何だったのだろうか...?単にPCI-Eスロットが1つだからもう1つは追加できない、という意味なのか、それともMicro-ATXだとRX570は大きすぎるのか?とか混乱したものの、あまり気にしないことにしました。なんかよく分からないし、PCI-E*16がちゃんとあれば大丈夫だよね。と高を括っています。ダメだったらごめんなさい。)

 

電源の見直し

電源に関しては、「650Wもいらないんじゃね?」「500Wじゃ不安なんじゃね?」という2方向からの囁きが聞こえたため、間をとって600Wにしようと思います。まぁ実際RX580は消費電力が大きいそうなのでやはり500Wだと少し心許ないかな。

玄人志向でいいかなー、という感じ。BRONZEですらないですが、ケチりすぎですかね(笑)

その他のパーツについて

その他、SSDとメモリ+WindowsDSPに関しては、自分で構成したものをそのままにしたいと思います。特段変える必要もなさそうな気がするので。

 

 

合計金額は・・・?

さて、上記のパーツで見積もりをしてみましょう。

 

・グラフィックボード PowerColor Radeon RX580 18800円 

・CPU Ryzen 5 2600 14601円(中古) 

マザーボード ASRock B450M HDV R4.0 7380円

SSD 480G Kingston 5795円

・電源 玄人志向 600W 4352円

・メモリ16GB +windows10HomeDSP版 21588円

・PCケース白 Versa H26 4060円

 計 76,576 円

 

う~ん!微妙!

まぁでも頑張った方かな?

Ryzenの中古価格が新品と大差ない、というのが誤算でした。

でもRyzen5を使ったにしては、安く仕上がったのではないでしょうか。

マザーボードはまた最安のものを選んでしまいましたが、大丈夫なのでしょうか・・・?と一抹の不安を覚えつつもひとまず。

 

パーツ確定です!!

 

疲れた...orz

あと出来ることがあるとすれば、ヤフオクかメルカリでもう少し安いものを探すくらいでしょうか。そうなってくると完全に自己責任なので不安も伴いますが、まぁ今の所ヤフオクで被害に遭ったことはないのでヤフオクで粘ってみたいと思います。

 

最後に、近い構成で自作PCを組んでいるYouTuberさんがいらっしゃったので、貼り付けておきます。

イトマサチャンネル様、大変参考になりました。ありがとうございました!


【自作PC】コスパ最強RYZEN5で動画編集も出来るか?Adobe premiere ベンチマーク

 

パーツが揃ったらまた更新しますね。

それでは、ご覧いただきありがとうございました!

 

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