My laptop has broken... ② DeskMini110に乗り換えました!
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shinikakeno-jichan.hatenablog.com
ゲーミングノートからの乗り換え
ゲーミングデスクトップの自作後、愛用していたゲーミングノートPCの不調で途方に暮れていたじいちゃん。
思い切ってスーパーミニミニデスクトップPCに乗り換えてみることにしました。
購入したのはAsRockの「DeskMini 110」。最新の310やa300とは異なり、第6・7世代のintel製CPUを載せなくてはダメのですが、その分価格が13,000円ほどと4,000円ほど安く、Microsoft Officeとネットが使えれば良いだけのじいちゃんにとっては魅力的な商品でした(2019.9.16現在)。
そして合わせたのはIntel製の「Pentium G4560」というCPU。これも載せられます。約6,200円と安価ながら2コア4スレッドで、グラフィック機能も付いているため、コスパが高い商品だと思われます。
その他、構成は以下の通りです。
・ CPU: Pentium G4560 6,210円
・ PCケース:AsRock DeskMini 110(マザボ・電源込み) 12,974円
・ HDD:SEAGATE Barracuda(1TB)4,880円
・ メモリ:Kingston DDR4-2400(ノート用)4GB × 2 8,040円
計 42,363 円
かなり安上がりに作れちゃいますね。DeskMiniはケース・マザボ・電源(ACアダプタ)がセットになっているのでお得です。
また、今回は壊れたゲーミングノートから大部分のパーツを流用したため、実質的には赤文字になっているCPU、DeskMiniの2つを購入しただけで作れてしまいました。また、SSDは別件で使って余っていたIntelのM.2を突っ込みました。
そういえば、DeskMiniでM.2はNVMe接続でないと認識しないらしい、とどこかで聞きました。同じm.2の形状でもSATA接続のものもありますのでご注意を。その点、このintel製のm.2はNVMeの中で最安の部類に入るので良いと思います。まぁ耐久性は期待しない方が良いかもですけど...
DeskMini 110の組み立て
それでは組み立てに入ります。
まず、ケースのネジ4か所を外し、マザーボードを引っ張り出します。
中身はこんな感じ。緑がちょっと残念だなぁ。A300とか黒で格好良いのに...
順番は特にありませんが、とりあえずCPUを取り付けます。中央横の銀色のレバーを持ち上げましょう。
CPUには向きがあります。intelの場合は2か所溝がありますので、そこをマザボの出っ張りと合わせればOKです。
レバーを下ろすと、黒いカバーが外れます。
一応取っておくと保証のときとか良いみたいです。私は捨てましたが(笑)
CPUクーラーはデカくて邪魔なので後回しにして、先にメモリを取り付けました。
メモリはソケット両端のツマミを開いた後、向きを合わせて力技で押し込むだけです。ツマミが元に戻りカチッと音がしたらOK。
そして今回は無線LANモジュールも取り付けました。ノートPCのが余ってたからね。
付け方は簡単で、M.2WiFiと書いてあるところに挿し込みネジ留めするだけ。
勿論有線で十分であれば必要のない工程です。
無線LANの後はM.2SSDを取り付けます。これも無線LANと同じやり方で留めることができます。
あとはCPUクーラーを固定して完成。今回はCPUにオマケで付いているクーラーを使いました。プッシュピンで留める構造なので、穴を探して合わせてから四隅を押さえればパチンと音がします。簡単です。
私のは向きが微妙でしたね...ケーブルがファンに当たらないようにするのがベストだと思います。
一応余っていたHDDも付けておきます。マザボを裏返すと取り付け場所があり、引っ掛けて横からネジ留めか、一旦マザボを外して裏側からネジ留めか、どちらかで固定ができます。写真では引っ掛ける方で留めています。
あと、SATAは特殊仕様です。SATA+電源をマザボ側では1つの端子で完結させています。嵌めるようにして留めればOKです。
さて、全ての作業が終わったので、マザボケースに収めたら作業完了です!
写真ついでに出力について書いておきます。
写真の通り、背面にはDisplayPort、HDMI、VGA端子で3画面出力対応となっています。その他、DCIN用の端子、LANポート、USB3.0と2.0は1個ずつです。また、表面にはUSB3.0が1個、USB Type-Cが1個です。必要十分といった感じですね。
最後に起動確認を。
F2キー連打でBIOSに入れます。ちゃんと認識されてますね。デフォルトだとCPUファンの音が少しうるさいので、SilentもしくはCustomで少し調整しておくのはオススメです。ちょっと気になったのはCPU温度。起動直後で52℃もありました。標準がどのくらいかよく分かりませんが、ちょっと高いような気がします。FAN変えた方が良いのかなぁ...
あとはWindowsを入れて完成です。プロダクトキーも予めノートPCの方のものを記録してあったため、そのまま移行することができました。
Pentiumの使い心地は?
さて、使ってみた感想です。
CinebenchのR15を回してみると、CPU344cb、OpenGL33.60fpsという結果が出ました。左下のグラフ比較してみると、初期の頃のノート用 i3、i5くらいとは戦えるけれども、それ以上は厳しいといった感じ。まぁPentiumの割には頑張ってるかな?グラフィック性能(OpenGL)の方は値段相応で、特別良いとは言えない結果でした。
目標であったネットサーフィン、Youtube視聴、Microsoft Office 使用に関しては、今のところ特に問題なく動きました。重いデータを入れたら分かりませんが、例えばPowerPointの画像入り数十枚のスライドくらいではラグもなく快適に動作していました。Excelも数千行のデータを扱ってみましたが、遅さは全く感じなかったです。ひとまず合格点じゃないでしょうか。
まとめです。
まず、このPCの良さは何といってもコンパクトさです。かばんにも余裕で入ります。その割に性能も良いので、ノートパソコンの代わりにも良いのではないでしょうか。まぁキーボードやマウス、必要に応じてモニターを持ち歩く必要があるのでノートのようにはいきませんけれども。
また、組み立ても非常に簡単でした。恐らく前組み立てた自作デスクトップの5分の1くらいの時間で済んだんじゃないかなー。その要因は間違いなく配線の少なさです。ケーブルを挿すのはCPUファンとSATAくらいのもので、見た目云々を気にするまでもありませんでした。
そしてDeskMini単体でケース・マザボ・電源込みなので、価格を抑えることができます。拡張性が高い点、修理が自分でできる点も考慮すると、メーカー品やBTOを買うよりもメリットは大きい気がします。
そう言えば、大学生って入学前に大抵ノート買わされますよね、生協で。でもああいうぼったくりPCよりも、入学前の数日でDeskMiniを組み立てる方が建設的なんじゃないかなー、って今は思います。まぁゼミ発表のときにこれ持って行ったら奇異な目で見られそうですけどw
今回はこれにて終了。
しばらくはOfficeをいじる用のサブPCとして使用する予定ですが、大学卒業後はi7を載せて動画編集用にしても良いかな、という気がしています。
それか
https://amd-heroes.jp/article/2019/07/0230/
この方みたくギャルゲー専用PCに格上げ(?)するのもアリかもしれません。
それでは、長々とお付き合いいただきありがとうございました!またね。
今回紹介した「DeskMini110」はこちら ↓ ↓