20万円で動画編集用PC作った!

 

全人類よこんにちは。

死にかけのじいちゃんです!

先週まで"JR東日本パス"と"JR西日本どこまで4DAYS"という破格フリーパスの誘惑を振り切れず、北は青森南は福岡まで旅をして回っていたのですが、一番感動したのが秋葉原のatreで開催していたリコリス・リコイルフェアでした。

なんで旅行なんか行ったんだろう...

千束とたきなともっと一緒にいたかったよぅ... ふえぇ...

 

さて、60億年ぶりに自作PCを作ったので構成など共有させていただきます。

特に既製品(BTO)を買うか自作するかで迷われている方の参考になるように記事を書きましたので、よければ最後までご覧いただけると嬉しいです!

 

 

1.製作の目標

今回は友人の依頼で製作するため目的がかっちり決まっております。

 

Youtubeを始めるのでサクサク動画編集できるスペック

・予算はモニターやMicrosoft Office含めて25万円くらい

・ゲームはあまりしない

・ケースはあまり大きすぎない方がいい

 

基本的には動画編集Adobe Premiere Pro)をするためだけに使うとのことで、Officeやゲーム等で使うことは稀とのこと。

ゲーム用途であればCPUを弱め、グラフィックボードを強めにするのが鉄則ですが、今回はややCPUに力を入れ、メモリやストレージに余裕を持たせる構成を意識しました。

ただし、Premiere Proで動画の書き出しレンダリングをする際、GPUを使う設定を選べることから、GPUもそこそこ良いものを積みたいな、の気持ちもありました。

 

2.パーツ構成

パーツ 品名 価格 購入先
CPU Intel Core i7 13700F 51880 アキバのパソコン工房
CPUクーラー DEEPCOOL AK500 6970 アキバのドスパラ
メモリ Crucial CT2K16G4DFRA32A(16GB×2) 9580 ネットのTSUKUMO
グラフィックボード ASUS DUAL-RTX3060TI-O8GD6X 59980 アキバのパソコン工房
マザーボード MSI PRO B760M-G 16130 Amazon
SSD WD_Black SN770 11356 Amazon
SSD SSD①と同じ 11356 Amazon
電源 玄人志向 KRPW-GK750W/90+ 12404 Amazon
PCケース SILVERSTONE SST-PS16 7128 Amazon
OS Windows11 15800 Amazon
Office Office Home & Business 2021 35032 Amazon
  PC本体計 237616  

Windows込み、Office抜きで約20万円!

 

・CPU:Intel Core i7 13700F

・CPUクーラー:DEEPCOOL AK500

最新13世代のi7を思い切って購入。16コア(Pコア8、Eコア8)24スレッドで文句なしの性能でありながら、TDP65Wに制限されているため発熱も比較的抑えられそうなことから選びました。

12世代からEコアの増加・クロックの上昇・L2/L3キャッシュの増加も加わっているとのことで自作erからの評価も高そう。ゲーム用途なら2万円台のCore i5 12400Fでも十分でしたが、ゲーム以外の用途が多そうなのでi7を用意しました。

クーラーは空冷で評価の高かったDEEPCOOL製に。一回り小さいAK400でもよかったのですが少し余裕を持たせてAK500を購入しました。予算の関係で水冷は断念...

 

メモリ:Crucial CT2K16G4DFRA32A(16GB×2) 

メモリは余裕を持たせて16GB×2にしました。32GBで1万円を切るんですから時代が変わりましたね(感涙)

流石にDDR5は高い(特にマザーボードが)のでDDR4で勘弁してほしいのだ。。

 

グラフィックボード:ASUS DUAL-RTX3060TI-O8GD6X

アキバのパソコン工房で安売りしていたASUSのRTX 3060Tiに決定。発売が比較的新しくメモリがGDDR6Xなのが特徴で、上位のRTX 3070に近い性能を持っています。

これで6万円切っているのは地味にお買い得なのでは?

 

マザーボードMSI PRO B760M-G

最新B760チップセットの中から安価かつM.2スロットが2つ以上付くMicro-ATXを選びました。メモリスロットが2つだけなど価格重視の面もありますが、最低限の機能は備わっているはず。

 

SSD:WD_Black SN770

価格と速度のバランスがいい具合だったため購入。読み取り最大5150MB/s、書き込み最大4900MB/sの速さは魅力。

故障の可能性も考慮して1TB×2にしてみました。

 

電源:玄人志向 KRPW-GK750W/90+

13700Fと3060Tiの組み合わせのため、750Wくらいが妥当なラインと予想。安心感のある玄人志向Gold認証のものを用意しました。

 

PCケース:SILVERSTONE SST-PS16

Micro-ATXマザーボードが取り付けられるケースの中で、ケースサイズが小さめかつ価格抑え目なケースを購入しました。パーツの取り付けやすさは可もなく不可もない気がします。

今回は特にメモリやCPUクーラーが光ったりもしないため中身が見えないものにしました。

 

3.自作?BTO?どっちがお得なのん??

悩まれる方、多いですよね。

実は今回の自作PCBTOパソコンで人気のあるドスパラさんから販売されているPC「ガレリア」の人気ランキング1位のPCの構成と似ています↓(2023/03現在)。

www.dospara.co.jp

 

価格も今回の自作が202,584円、ガレリアが204,980円(どちらもOffice抜き)とほぼ同額です。

ただし、細かい構成が異なっていて、例えばメモリはガレリア16GBに対して自作32GB、SSDもガレリア1TBに対して自作2TBとなっています。全体的に自作PCの方が同じ価格で良いパーツを付けられるということですね。勿論ガレリアの方でもオプションでパーツを変更or増設することができるのですが、オプションパーツは自分で普通に買うよりも割高な傾向があるため、費用を抑えたい方にはおすすめできません。

ざっくりと費用面を比較すると、予算20万円で全く同じ構成のPCを自作or購入した場合、自作の方が2万円ほど安くPCを組むことができます。安く組むもよし、余ったお金でストレージやメモリを増設するもよし、CPUやグラボをアップグレードするもよし。この柔軟さが自作の1番の魅力と言ってもいいかもしれません。

一方で、BTOのメリットは何も考えずにポチポチしていれば数日で使える状態のPCが届くこと。パーツ選び、実際の組み立て、セットアップ...ほぼぜーーーーんぶ不要。自作経験者でも数日は時間を取られる作業ですから、その労力が必要ないのはありがたすぎますよね。

あとは時期によってもお得度合いは大きく変化するので、買いたい時期にセールがやっているかどうか、CPUやグラボの相場が割高or割安どちらかを確認して決めるといった感じでしょうか。

 

まとめると、

☆ 自作が向いている人

 → コスパを追い求めたい人

 → 求めるパーツ構成がBTOにない人

 → PCの知識が欲しい人

BTOが向いている人

 → とにかく早く、楽にPCを購入したい人

 → PCに詳しくないけど勉強するのは面倒な人

 → コラボPCなど特別モデルが欲しい人

 

個人的にお金もPCの知識もないけどゲームをやりたい!時間はある!みたいな学生さんとかにはPC自作を一度はおすすめしたいです。色々と予期せぬトラブルが起きて楽しいからね(*'▽')

そこで調べて知識を得るのが楽しいみたいなところはある気がします。

 

今回はこんなところで~

最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは、良いPCライフを(*^^*)